調理科の皆さんに日本料理をお教えするようになって、5年になります。生徒の皆さんは、調理の世界に進むことを目指して来た人たちなので、とても熱心で、私も教え甲斐があります。
　料理人の世界は決して生半可な気持ちでは務まるものでは無く厳しいものですが、その厳しさを乗り越えるには調理に対する探究心と熱意が大切です。
　山海の食の宝庫であり観光都市である函館にとって、料理人が果たす役割は、今後、さらに重要なものになる思います。私も皆さんが日本料理への興味と探究心をふくらませることができるよう、しっかりと教えていきたいと思います。

日本料理実習担当 白戸 光 先生